アテネホテル,ラグジュアリーコレクションホテル,バンコク

ルンピニ公園
Luxury Collection Hotels

サステナビリティへの取り組み

アテネホテル,ラグジュアリーコレクションホテル,バンコクは、環境、社会、経済における責任を受け入れ、環境保護の実践と持続可能性の理念をコアビジネス戦略に組み入れることに力を注いでいます。当ホテルがISO 20121の規格を満たすために率先して実施してきた各種の取り組みや、環境保護の実践におけるホテル全体の水準を上げるために継続している活動をご覧ください。

ISO 20121認証を世界で最初に取得したホテル

ISO 20121は、イベント運営会社などのイベント関連の活動、商品やサービスの持続可能性向上をサポートするために導入されたイベントの持続可能性に関するマネジメントシステムの規格です。当ホテルでは、テーブルクロスや椅子カバーの使用中止、室温管理、食品の寄付、地元産のオーガニックなコーヒー/ティーブレイク、鉢植え植物、バルクディスペンサー入りコンディメント、環境に優しいボトル入り飲料水など、環境への負荷が少ない会議の実現に向けた各種の取り組みを行っています。

Pimarn Siam Hall – スクール形式セッティング

当ホテルの取り組み

当ホテルでは、ISO 20121の規格を満たすためにさまざまな取り組みを行ってきました。

ゲルトルームの改装

ホテルの客室はできるだけ廃棄物を出さないよう設計されており、家具の多くをはじめとする古いデザインの中から特に優れた要素をさりげなく再利用し、控えめでシックな新しいデザインに仕上げています。さらに、デザインや工芸品は全てタイ製です。おもしろ情報: 客室の壁に飾られているアートワークにお気づきですか?このアートワークは、以前客室で使用していたベッドのヘッドボードを再利用して制作されています。不要になったからといって廃棄するのではなく、新たな価値を与え再生させているのです。

ロイヤルゲストルーム-リビングエリア

有機米

当ホテルは、館内のレストラン、宴会、スタッフ食堂で有機栽培米のみを提供するという方針を導入しております。 当ホテルのコミュニティへの取り組みと持続可能な運営の新たな章の幕開けとして、当ホテルで使用する米は、ACT‐IFOAMの厳格な有機農業基準を満たしていることを証明する、タイの有機農業認定を取得している、アムナートチャルーン県のNonkortungコミュニティビジネス団体から仕入れております。 おもしろ情報: アテネホテルは毎月約3トンの有機米を購入しています。

バックトゥグリーン

有機農産物

持続可能なフードシステムには、生産者、購買者、消費者の共同参画が求められます。アテネホテルは、生産者から直接仕入れた有機農産物をホテル内レストランで提供することで、消費者にサステナブルな考え方を推奨し、地域の生産者コミュニティに確実に収入をもたらす支援をしています。オーガニックツーリズムはこのような形で環境に役立ち、生産者に利益をもたらし、そして彼らが果たす役割に感謝しながら新鮮で健康的な料理を享受するお客様にも利益をもたらします。 おもしろ情報: 当ホテル内レストランの一つ「House of Smooth Curry」では、有機農産物を85%提供しています。当ホテルのシェフが旬の果物や野菜を使ってヘルシーなメニューをお作りしています。

「House of Smooth Curry」-チリ、ベジタブル、ポーク

食品廃棄物の削減

食品廃棄物とは、消費されずに廃棄や処分される食品のことです。食品廃棄やフードロスの原因は多岐にわたり、生産、加工、小売り、消費の各段階で発生します。世界中で発生するフードロスや食品廃棄の量は、全食品生産量の3分の1から2分の1に相当します。フードロスや食品廃棄は、食品サプライチェーンのあらゆる段階で発生します。低所得国では、ほとんどのフードロスは生産過程で発生します。一方、先進国では多くが消費段階で発生しており、その量は1名あたり年間約100kgにもおよびます。 おもしろ情報: 当ホテルでは「フードレスキュー」というプログラムを実施しており、野菜の皮、果物の芯、骨を使ってスープストックを作り、厨房から出る廃棄物を再利用しています。

The Rain Tree Cafe – シークレットガーデン

LED照明の使用

当ホテルは、地球の資源を守ることに力を注いでおり、サステナビリティ&環境保全プログラムに積極的に取り組んでいます。最近の取り組みの一つとして、ホテル内の全ての照明をLEDに変更しました。 おもしろ情報: 当ホテルのシャンデリアのデザインは、タイの伝統的なジャスミンの花輪の形をモチーフにしていることをご存じですか?このシャンデリアは見た目が美しいだけでなく、省エネ効果もあります。LEDライトの使用により、エネルギーを83.95%節約できました。

ロビー

水のリサイクルプロジェクト

当ホテルでは、廃水処理の削減と淡水資源の保護に役立つ水リサイクルプロジェクトと水処理プロジェクトを独自に実施しています。 おもしろ情報: 廃水も再利用が可能です。再利用するために、廃水を水処理システムに通します。処理が済んだ廃水は、冷却塔で再利用できます。こうすることで、自然環境に排出される廃水を50%削減しています。

客室-西向きのガーデンビュー

ストローの使用中止

2012年には、275,000本のストローからプラスチック製ストローを完全に廃止して、紙ストローに切り替えました。プラスチック製ストローの廃止は、お客様にご滞在中にプラスチック削減にご協力いただける最も簡単な方法の1つでした。2018年から2021年にかけて、ご要望に応じてのみ紙ストローをご提供して、紙ストローの使用をさらに74%削減することができました。毎日多くのお客様をお迎えする当ホテルは、これは使い捨てプラスチックへの依存を減らすための強力な一歩であると信じています。

Chrystal Hall – 円卓プレゼンテーション形式

勉強

当ホテルの経営陣は、当ホテルが環境面、社会面、経済成長、および社会福祉に対する責任をどのように受け入れているかを5,000人以上の人々に説明してきました。 全従業員を対象に、ISO 20121に関する知識を与える社内研修を継続的に実施しています。

外観

当ホテルの持続可能な開発目標

持続可能な開発目標 (SDGs) は、全ての人々にとってより豊かでより持続可能な未来を実現するための基本的な枠組みであり、私たちが直面する課題を解決するものです。それぞれの目標を達成するために私たちが行っている取り組みに関する詳細をご覧ください。

外観